私的には当たり外れが多い園子温監督作品だが今回は当たりでした。
正直あまりにくだらなさそうで、ようやく観る気になったんですが。
いや、くだらないはくだらないんだけど。バンドとかパンク感とか本当にダサすぎるし。
バンドだけの話だけみたら、ちょっとだけみうらじゅん先生の「アイデン&ティティ」みたいだし、新しさのカケラもない。
でも、その新しさのカケラもないバンドの話に亀ちゃんが出て来て…なんじゃこれな展開が良かった。
下水で西田敏行と戯れる棄てられたオモチャの場面はなーんとなく「バットマン・リターンズ」「ニューヨーク 東8番街の奇跡」ぽい感じがしない訳でもない。
ラストは「みんな〜やってるか」みたいな感じがしない訳でもない…
