中学生の子供たちが主役の作品。しかも、学校で子供たちによる殺人事件の裁判が行われる???。
そんな作品を真剣に鑑賞する気分には映画館における上映中になる事は有りませんでした。
でも原作者が宮部みゆきさんである事を考慮してDVDリリースを機会に鑑賞する気分に変化しました。
そう!!なんです。私はTSUTAYAさんの新作コーナーに数多くのDVDを陳列されてしまうと手を出さずにいられない性分なんです。
いざ、鑑賞してみると中学生を演じているオーディションで選ばれたと云う子供たちが頑張っているではありませんか・・・。
特に藤野涼子ちゃんを始め女の子三人が良い演技を見せています。残念ながら男の子たちの演技は学芸会レベルなのと比較するとかなりレベルが良い演技でした。
前編と銘打ったこの作品は雪の降るクリスマスの夜に男子中学生が屋上から転落死すろ。その死が自殺か、あるいは殺人かを廻って世間を騒がす事に・・・。
大人たちの視点のずれた考察に子供たちは自ら裁判を行う決意を固めるのだが・・・・。
意外にも作品の中に嵌りこみながらの鑑賞でした。前編だけでも少し長めの作品ですがそれを気にしないで観終わるほどで良かったです。
展開を忘れるといけないので後編も早めに鑑賞しましょう。