あゆぞう

共に歩くのあゆぞうのレビュー・感想・評価

共に歩く(2014年製作の映画)
2.8
共依存の恋人の物語

女は両親から十分な愛情を受けずに育ち、その母親がアルツハイマーを発症する

小学校の教諭である男はかつてアルコール中毒だった父が原因で強迫観念に襲われる事があった

同じ境遇の生徒へ歩み寄る

丁寧で誠実でまとまっている反面、共依存、アルツハイマー、強迫観念の説明ムービーと言ってしまえばそれまでな作品

演出、脚本、キャスティングがそこを目指していたのだとは思うけれど、ダメ出ししづらいと同時に映画としての特別な力はなく、性善説に立ったひと昔前の文科省推薦映画、運転免許更新時のビデオのような作品

ありだけど「ユリゴコロ」なんか見てしまうと肩すかし感がすごい

河井青葉が目当てだったからいいんだけど

6/31
あゆぞう

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