りか

パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニストのりかのレビュー・感想・評価

3.5
パガニーニの悪魔に取り憑かれたような技法や私生活を本当の悪魔のような「ウルバーニ」という人物にコントロールされてるっていう解釈はありだと思うし、それでパガニーニのだらしなさ(?)を納得させてるんだろうなと思った。
演奏シーンは本当に魅せられます。
本当のヴァイオリニストだったんですね!
素敵でした!
パガニーニの逸話もうまく盛り込まれていてこの人の偉大さが分かりやすかったと思う。
ただ残念なのが彼の死について端折りすぎなこと。
長い間の水銀療法によって埋葬出来なかったのに、そこ端折ったらただの異端者みたいに思われてたと、知らない人は思うかもしれない。
テロップでもいいからそこは事実をきちんと伝えるべき。
りか

りか