吉永小百合演じる「えっちゃん」が開く喫茶店に通う人々と、えっっちゃんの交流の話。
最初の方はなんだか入り込めなかったけれど、見飽きるほどでもなく、、、と観てゆくとぐんぐん引き込まれている自分が。
えっちゃんと甥の阿部寛の関係。そして笹野高史とその娘の竹内結子の関係。鶴瓶と吉永小百合の関係。それぞれがなんだか愛しく感じてしまう不思議な映画だった。演技やストーリー、すべてが完璧ではないんだけれども、観て良かった!そう心から思える作品。
また村治佳織のテーマ曲は予告編でも聞くことが出来るけれど、とても良い曲。クラシックギターもトレモロを使うことでこんなに音楽が豊かになるのか、と再確認。
そんな映画の力を感じ、ますます映画が好きになる映画。