大作ですから豪華キャストなんですよ。阿部寛に笑福亭鶴瓶が脇を固めて、井浦新とか笹野高史とか味のある役者も出てる。でも残念ながら阿部ちゃんもツルベエも輝きを失っちゃってました。『ディア・ドクター』のときのツルベエはどこいっちゃったのー?というくらい。
エンドロール眺めてたら、劇中に出てくるギターやメインテーマはあの世界的ギタリストの村治佳織さんで、小百合さんが読んでいた詩は金子みすゞさん、題字が和田誠さんだったりして、とにかくあらゆるところで豪華キャスト!なのにこの仕上がり!ぜんぜん勝てないときのレアルマドリードを思い出しました。
『ふしぎな岬の物語』消えた吉永小百合のオーラと竹内結子のすさまじき存在感。15点
http://clockworkapple.me/?p=15446