ooの

ベイマックスのooののレビュー・感想・評価

ベイマックス(2014年製作の映画)
3.2
アメリカ版受動的ドラえもん。
主人公ヒロの心の支えとなり、はたまた心の支えだけでなく身体(ケアロボット)の本来的(これは兄タダシからのヒロを救う使命とケアロボットという建前的使命も同時に与えられた)身体の特徴を生かし、尚且つヒロ(のび太)の頭脳(のび太ではひらめき)を合わせることによって行動でヒロの心を前進させ治癒していくことになるのだが、原題ではビックヒーロ6とあるようにドラえもん的・日本的絆によって兄タダシの研究室の仲間によってドラえもん的冒険をデイズニーが追随するため目新しさはもはやない。当初、冒頭の設定から漂うベイマックス、ヒロの別れの予感はあっけなく再現されこれは非常に安堵しうる映画的終着だがベイマックスの別れは一時的なハリウッド的な別れにしか過ぎないということが吐露するこの物語の終結はただ凡庸であった。
ooの

ooの