SEIJISAN

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のSEIJISANのレビュー・感想・評価

2.0
僕の大好きだった「マン・オブ・スティール」の続編が本作。何故バットマンとスーパーマンが闘わなければならないのか...。その理由はストーリーの中で語られていくが、理由に乏しいのが残念。そしてバッツマンはバットスーツを脱げば普通の人間であるブルース・ウェイン。クリプトン星からきたスーパーマンに敵うはずが無い。劇中ブルースが猛烈に筋トレをしているシーンがあるけれど、それではスーパーマンに追いつかないだろう(笑)。そして「対スーパーマン用バットスーツ」が鉄の塊みたいなデザインでバットスーツ史上最悪のデザインでした。肝心の敵役にはレックス・ルーサーが登場する。が、キャラクターが「メイクの無いジョーカー」みたいなキャラクターになっていて、これも最悪でした。クライマックスには巨大な悪魔の様な大ボスが登場しますが、これまたデザインが良くない。溶けかけた里芋のようなデザインなのです。そしてこの敵はスーパーパワーで攻撃を仕掛けてくるので、闘えるのは途中参戦のワンダーウーマンとスーパーマンのみ。悲しいかなバットマンは逃げるので精一杯。僕の大好きなバットマンが...。散々な感想ですが、特撮は凄い。暗闇の中で闘うスーパーパワー対スーパーパワーのシーンは「マン・オブ・スティール」で感じたワクワク感はありました。でも、人にはオススメしない作品ですね。
SEIJISAN

SEIJISAN