鹿shika

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生の鹿shikaのレビュー・感想・評価

3.5
前作から、幾度となく地球の平和を守ってきたスーパーマン。しかし、その未知の超人的なパワーが人類への脅威ではないかと言われてしまう。そして政府はバットマンに依頼し、バットマンとスーパーマンの戦いが始まる。

いや、、もう、、不憫すぎだよスーパーマン、、
こんなに頑張って、自分の存在意義に悩んで、沢山後悔もして、
死ぬ気で人類を守ったはずなのに、世間から「いらない」と糾弾される。
世間の声は厳しいね〜。今の社会に対しても言及している気がするね〜。

まあ確かにスーパーマンが地球に来なければ、あの事件は起こらなかったわけだし、
地球を守ったとはいえ、犠牲者もゴッサムシティの酷い損害のことを考えると、
言われてしまうのは分かる。
しかし、当時は感謝していたはずなのに、誰かが言い始めたら、
手のひらを返したように全員で糾弾する。
スーパーマンは永遠に可哀想なキャラですな。
よし!私が慰めてやるからこっち来い!そこのイケメン筋肉!

バットマンの言い分も分かる。
元に自分の部下たちが犠牲となっているから。
しかし、話も聞かずに動くのは、バットマンの性格上、合っているのだろうか?
という感情になってしまった。
私はレゴザバットマンまで見るほど、バットマンが好きだからな。

「お前の血は何色だ」と言うセリフ、、次作『ジャスティスリーグ』にも使われる
後々、合言葉的なセリフになるのだが、
前作『マンオブスティール』までしか見ていない時は、「なんだコイツ」と思ってしまった笑
皮肉にも程があるだろう!!とな。
でも今作を観てからだと、普通に尊くなった。

嫌なこと言われたら、誰にでも言ってやろっと。
「お前の血は何色だ?????」
鹿shika

鹿shika