土屋ノリオ

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生の土屋ノリオのレビュー・感想・評価

3.6
『マン・オブ・スティール』のザック・スナイダーが再び監督を務め、バットマンの人気シリーズ「ダークナイト」三部作で監督を務めたクリストファー・ノーランが製作した本作。バットマンとスーパーマンが同じスクリーンで見られるということで、アメコミファンを含めて期待の高まった作品であった。クライマックスから始まるバトルシーンの迫力あるカメラワークは圧巻。またワンダーウーマンの登場には音楽を含めて、今後予定される、主役となる映画の期待度はいやが上にも高まる。
配役もルーサー役のジェシー・アイゼンバーグのインパクトは少なかったが、他の役者陣はベン・アフレック、ダイアナ・プリンスを含め安定感を感じる。
エンターテイメント作品としては素晴らしいが、さすがに152分は長すぎる。前半部分の組み立てを見直し、120分程度にまとめられれば、テンポも上がり、突き抜けた作品になると感じてしまうが、 続編2部作『ジャスティスリーグ(原題)』に期待。
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