しめじゃん

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のしめじゃんのレビュー・感想・評価

2.8

一言、

大 味 大 作



いやー酷いねコレ(笑)
とにかくあれもこれも詰め込みすぎ。その割にそれぞれの要素がきちんと考慮されていないもんだからなんともまあ酷い展開に。

そもそもスーパーマンに〇〇されたことによってバットマンの中で芽生えた『報復心』みたいなものが本作の発端、起承転結の『起』にあたるもの(話を膨らませる展開そのものが完全にバットマン視点)なのに、結局物語終盤戦はバットマンだいぶ裏方になっちゃってて…結局、結局スーパーマンがロイスを守れば全て良し!みたいなファッキンチープラブで『結』っていうお粗末極まりない流れな訳で…

なんだろな。お客さんは何を心に置いてこの150分を楽しめばいいの?って話。主になる部分がブレるから、それぞれのキャラクターの行動一つ一つが『あれ?何のためにこんなことしてんだっけ』ってなる。観てるこっちが疑問符。多分作ってる側も作りながらクビ捻ってたんじゃないかな。
やっぱりスナイダー作品が好きになれない。300は例外だったけども、それ以外はどうもダメだ。

まあ何はともあれ、男子は何歳になってもママが大チュキ!!っていう絶対的なメッセージは伝わったわ。多分そのための2時間半なんだと思うわ。

以上







⚫︎最後に…
バットマンがクリスチャン・ベイルからベン・アフレックに変わったことで世論的にだいぶ荒れたらしいけど(ベイルにやらせろと)、何はともあれお粗末な今作の内容を考えると正解だったかもね。ベン・アフレックのおかげでダークナイトシリーズの世界観に泥が付かずに済んだわけだ。個人的にもギリ別物として楽しめたしその部分は〇
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