主人公が自身の女性の身体に対する恐怖と性愛への嫌悪感を持ちつつ、でもここまま怖がっているだけじゃ誰の愛せないしずっと孤独なのかもしれない、という悩みを持っているのは良かった。
性に奔放は親友にいろいろ教えてもらうのだけど、個人的にはここ親友との敵対しながらもでも一緒にいるみたいな関係性はいいなと思ったのだが、主人公が最終的に行き着いた(たぶんある男性に対して愛が芽生え始めた)ところの結末はなんだかあまりすっきりしなかった。
女性身体性愛を受け入れるのはわかるが、女性身体への描き方もう少し踏み込んで欲しかった気もする。