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卍 まんじのkazのネタバレレビュー・内容・結末

卍 まんじ(1964年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

通勤鑑賞379作目。

若尾文子の魔性の女ぶりったらない。

この女なら、(映画で描かれているような)こんな馬鹿げたこともあり得るかも知れないと納得させるものが、若尾文子にはあった。

実際、コントかよと思わずツッコミを入れたくなるようなギリギリのシーンも無いことはないが、ギリギリのラインで物語はコントにはならず、映画作品として成立していたように思う。時代が違うので、その辺は差し引いて考える必要はあるが。

若尾文子は勿論、岸田今日子の演技もまた良い。濃いとも言える。

2人の演技合戦のような、ぶつかり合いのような作品でもあり、観ていて飽きない。

終盤、旦那乱入するも、ラストに向けての振りだと思えば、乱入するしかないかな、と思わなくもない。

総じて楽しめたと言える。
星は3つ3.5はある。


あと、唐突なラスト、嫌いじゃない。
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