なにか

イヴ・サンローランのなにかのレビュー・感想・評価

イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)
2.5
ストーリー★★☆☆☆
構成★★☆☆☆
演出★★★☆☆

イヴ・サンローランの輝かしいキャリア、そして享楽的・退廃的とも言える人生を描いた作品。

イヴ・サンローラン財団所有のアーカイブコレクションが貸し出されたという、プレタポルテシーンのドレスの美しさは圧巻である。実際にパリのイヴ・サンローラン美術館で展示を見てきたが、使用されているレースやディティールの細部に至るまで本当に素晴らしかった。

ストーリーや進行のテンポはさておき、サンローランの光と影を演じきったピエール・ニネにも注目してほしい。服のデザインをする時の鋭い眼差しと、ドラッグに溺れる自己破滅的な表情の二面性から目が離せない。

もしファッションに興味があって、パリ旅行に行く機会があるのなら、アメリと合わせてこちらも見てほしい。
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