クリント・イーストウッドの引き出しの多さには、頭が上がらない。
実話系や人間ドラマの深くてシブい作品が多い中で
この作品は、実話を基にしたミュージカルを映画化したという変換に変換を重ねたような作品
しかし
監督の撮るミュージカル映画とは、いかがなものなのかと思いましたが。
まず映画のポスター観てあたりの予感ビンビンと僕のアンテナを刺激されて
観てみると
ララランドやディズニーのようないきなり歌い出す系では、なく。
やはり人間ドラマと確かな演技と演出にミュージカル的な技法を取り入れてて
そういうことか!
と、思い引き込まれ。
序盤に主人公が歌うシルエットという曲のキャストの歌唱力を観て
この映画大当たり!
と、確信しました。
歌唱シーンも歌は、別撮りでアテレコせずに
その場で直接歌わせるというキャストが実際のミュージカル俳優だから成せる技だと思います。
あっ
この曲この人達がオリジナルなの!?
原曲知らないくらいカバーされてるので僕は、ずっと女性の歌だと思ってました(笑)
そして、フィナーレの大円団を観終わって心がすごく浄化されました。
映画館でみれなかったことが人生の悔いです。
しかし、レンタルながら観れたのは、人生の喜びの1つでした。