ぺっこり180度

ゴーン・ガールのぺっこり180度のレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
3.9
前情報入れずに視聴。
次々に起こる予想もつかない展開に
「え?そうなの?」
「ええ?そうなるの?」
「え?どうなるの?」
「ひー!!」
と引き込まれた。

脚本と監督の「観客を没頭させる力」が、凄い。
徹底して不穏な音の効果も完璧。

札束の所とか幾つか突っ込みどころはあるし
最終的に捜査する側が本気出したら割と簡単に「真犯人」の矛盾点に気づきそうなんだけど、そこから先は描かれてないから…まあどうなるのかは分からないということで。
細かい事を気にして楽しめないより、フィンチャー監督の世界にどっぷりハマるほうが得策。
そしてどう転んでもニックは地獄。

あとこの手の作品見るたびに「無責任な野次馬」が世界で一番罪深いと思う。