OSHO

ゴーン・ガールのOSHOのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
3.6
アメリカ映画のこの手の理不尽なサスペンススリラー映画は大好物なんだけど、
たぶん私には、デヴィッド・フィンチャー監督の映画の作り方が合わないのでしょうね。

最近の映画はわかりやすく…というのが、1つの流れだけど、デヴィッド・フィンチャー監督は、現代と同じトーンで過去回想シーンを入れてきたり、ストーリーを無駄にわかりにくくしている印象。(「ドラゴン・タトゥーの女」でも無駄にわかりにくくしていた)
そういう作り方はデヴィッド・フィンチャー監督のファンには受けるのかもだけど…

この映画
・バカで、嘘つきで、浮気症の最低の夫
・頭が良く、用意周到で、サイコパスな妻
この夫婦の対比をわかりやすく描くだけで、十二分に面白い映画になったと思う。

5年目の結婚記念日の朝、妻が消える。
警察は事件性をあると捜査、妻は有名人だったためマスコミもすぐに食いつく。
夫の発言に不自然な点が多く、マスコミや地域住民、そして、警察までも夫を犯人とみなしている。

妻の失踪の謎は中盤で種明かしされる。
そこから第二の事件が起きる…といった物語。

最後の締め方も個人的にはあまり好きではなかった。
理不尽なままに終わる感じは好きだけど…
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