このレビューはネタバレを含みます
映像の美しさ、シーンの切り取り方のアイデアが他の映画に比べて抜きん出てる。特に貨物列車で旅をするシーンは圧倒的な美しさ(動き出す車輪の横スレスレを抜けていったときはしばらく固まったけど)。
ストーリーは所々時系列が前後したりするので迷いやすい。あとスミソニアン含む旅の目的地の人達が魅力的じゃなかったのが残念かな。。
スピーチでの「何にも質問はないんですか…?」が彼の期待と周囲の興味が大きく乖離してることをとてもよく表現しててこっちまで寂しくなった。
ただ、シナリオを補って余りある映像の美しさで押し切られた。「今日はきれいな映画観るぞー!」というときにまた観たい映画。