天才スピヴェットのネタバレレビュー・内容・結末

天才スピヴェット2013年製作の映画)

The Young and Prodigious T.S. Spivet

上映日:2014年11月15日

製作国:

上映時間:105分

3.8

あらすじ

天才ゆえひとりぽっち、12歳のT.Sスピヴェットは一本の電話を受ける。それは、スミソニアン学術協会から最も優れた発明家に贈られる〈ベアード賞〉受賞の知らせだった! 自分の世界をやっと見つけたと思い、モンタナの我が家からワシントンDCへと向かうと決心。夜明け前に家を飛び出すとそこは彼の想像を超えた世界が待っていた。数々の危険を乗り越え出会いと別れ、大冒険を通じてT.S.の胸に宿るのは、大好きな家…

天才ゆえひとりぽっち、12歳のT.Sスピヴェットは一本の電話を受ける。それは、スミソニアン学術協会から最も優れた発明家に贈られる〈ベアード賞〉受賞の知らせだった! 自分の世界をやっと見つけたと思い、モンタナの我が家からワシントンDCへと向かうと決心。夜明け前に家を飛び出すとそこは彼の想像を超えた世界が待っていた。数々の危険を乗り越え出会いと別れ、大冒険を通じてT.S.の胸に宿るのは、大好きな家族だった―カウボーイのパパ、昆虫博士のママ、アイドルを夢見る姉、そして事故で亡くしてしまった弟。まだ少年のT.S.を目の当たりにし、ざわつく受賞式で彼のスピーチは人々の心を大きく揺さぶるのだった。

「天才スピヴェット」に投稿されたネタバレ・内容・結末

観賞日2018/06/12
2013年公開のフランス・カナダ合作映画。
監督は『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ。
モンタナの牧場で素朴な暮らしをする少年スピヴェット。
現代にあってまるで西部劇の世界に生きるような父、昆虫博士にしてトースター破壊の天才でもある母、アイドルを夢見る姉。主人公スピヴェットは幼少期より理論的に物事を考えることが出来、10歳にして無限運動の発明をするような神童。そして主人公とは対照的に運動能力に長けた双子の弟。
ある日双子の弟を銃による事故で失う。
弟の事故の原因が自分にあるという自責の念により、居場所をなくしたスピヴェット。
そんな時、スミソニアン学術協会からスピヴェットの無限運動の発明が認められ、ベアード賞を受賞したとうい報せを受ける。
自分の新たな居場所を求め一念発起し、ワシントンを目指し独り家を出る。

ジャン=ピエール・ジュネ監督の作品らしく、コミカルな映像表現がとても可愛いくてクスッと笑えます。
また登場人物の設定の細やかさ。
え?なにこの人?こんな人いるw?と思うのですが。
でも考えると人間誰しもちょっぴり他人をしてオカシイと思わせる変な癖や習慣や考え方があって当然なわけで。
そう考えるとスピヴェットと言い、アメリと言い、登場人物のチョイ役から主役クラスまで、リアル過ぎる設定だと思います。
すったもんだの挙げ句どうなるかと思ったら、あっさり両親といつもの生活に。
そりゃそうですね。(笑)
でもスピヴェットの勇気ある行動のお陰で、家族も弟の死を乗り越えてちょっぴり前に進めたのかなと。
相変わらず夫婦喧嘩をしながらも、ちゃっかりお母さんお腹が大きいとか現実より現実のような話だと。(笑)

ラストのスピヴェットの新たに改良された試作発明品がキュートでステキでした♪
家族愛って素敵だなって思う。主人公の男の子は弟への罪の意識を持ってしまうし、家族はみんな僕のことを愛していない、と思い込んでしまうけど、どちらも間違っていた。弟のことは誰のせいでもないし、家族はとても彼を愛している。それを彼の家族が全力で彼に伝える。心温まるステキなストーリーでした。
T.S.スピヴェットかわいい~~~!ほんとにかわいい!美少年!
グレイシーの「思春期の女の子」って感じもよかったな~~
冷たい家族、みたいな感じに初めは描かれてたけど最後のシーンの父親と母親の活躍とか、4人目の家族が生まれたところとかほっこりハッピーエンドでよかった🙏🏻関係ないけど「負のエントロピー」の言葉に親近感が湧いた(笑)1人でまったり観るのに向いてる映画だなあ
変わってる!
なんだこの根底に闇がある喜劇。
平気で血が出てくる感じ。
なにかがおかしい。
楽しげなのに破綻している家族。
でも最後は感動した。
予告編でアレハンドロ・ホドルフスやクザヴィエ・ドラン氏の監督作品が流れたが、確かにそっち系だわ。
T.Sの喪の作業。

両親は最初からワシントンに行くこと分かってたんだな、と思うと、家族の距離感に胸がキューっと締め付けられる。
かわいすぎる映画。監督も脚本もアメリと一緒なのね!どうりで!という感じ。この監督さんたちは目の付け所が本当に素敵だなぁ。STの大人のような賢さの隙間に見える子どもらしいピュアさがめちゃくちゃかわいいし心があったかくなる... 良い映画だった...
小さい頃って気づけないことが多いけど、親だっていろいろな想いを持ってるし色んなことを悩んで生きてるんだよな、、って思える映画でした。
逆に、いくら天才でも10歳の少年だって親が自分を愛してくれているのかを 態度や言動から推測してしまうことだってあるって思わせてくれました!
映像が面白かった。途中出てくる脇役達が面白かった!ホットドッグ屋のおばさん、いい人〜。天才君と家族、一見相性が良くないように見えるけど、実はバランスが取れてるのかなと感じる最後だった。
そばにいてくれるだけでいい。それが家族の在り方なのかなと思った。

子供→大人の境目は何なのか考えてしまった。大人になると作り笑いをしたり、名誉や評判を気にしたり、どれも社会には必要なことかもしれないけど、子供の頃の純粋さを忘れてはいけないなと思った。

1人1人のキャラが濃すぎる。でもそれがこの作品にはちょうど良い。笑える要素が多く楽しい作品でもあった。
旅してるシーンはずーっと胸が苦しかった
コミカルな天才少年の冒険みたいにあらすじに書いてあるけど全然そんな感じはしなくて
天才ゆえの孤独と言っちゃえばそうなのかもしれないけど、家族の中での疎外感、罪悪感、見捨てられ感、そういう苦しさがずっと付いて回った
だから唐突に家族仲良く大団円は違和感がすごくて、それまでの苦しい悲しい気持ちはこんなことで丸く収まるの?って感じ
主人公目線で言えば子供だからこそ単純なことで落ち込んだり気分が上がったりするっていうことならこれでいいのかもしれない

映画の中の演出やポップでカラフルなのはとても好みで良かった
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