ちはな

白鯨との闘いのちはなのレビュー・感想・評価

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
4.0
ベン・ウィショーくん目当てだったけど やっぱこれはクリヘムだわ

立ち姿だけで画(絵)になる
しかも 男気満載で男が男に惚れるってやつですよ

物語は かつて捕鯨船に乗っていた生き残りのトーマスが作家の依頼で当時の白鯨との死闘を語る形で進む
トーマスは過去のトラウマに苦しんでいた
大海原で 一体何があったのか?


荒れ狂う海の中を あんな船で大丈夫?って思ってたら やっぱり
鯨との闘いのシーンもそうだけど 3Dで観てたら船酔いしそうな迫力

見渡す限り海って状況で 船という閉塞的な空間
男だけで何ヶ月・何年も居たら♪気~が~狂いそう(by ブルーハーツ)
しかもコネで船長になった男に従わなければならないなんて
実力がありながら一等航海士に甘んじているクリヘムですが 彼の振る舞いは なんかいちいち惚れ惚れします

彼らの目的は鯨油を持ち帰る事なのですが 鯨の体から汲み取るシーンっていうのがあって これがちょっと衝撃的(´Д`;)

でも白鯨との闘いより 漂流生活の方が遥かに過酷
あんなに生死をさまよう様な体験をしたのに また 船に乗る事を選ぶって(ノД`)
もう 性(さが)としか言いようがない

ロン・ハワード贔屓な私ということもあって面白かったけど 商業的には今ひとつだったんたね
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