白鯨との闘いの作品情報・感想・評価

白鯨との闘い2015年製作の映画)

In the Heart of the Sea

上映日:2016年01月16日

製作国:

上映時間:121分

3.5

あらすじ

名著『白鯨』に隠され続けてきた衝撃の実話。 伝説の白鯨との死闘。生き延びる為に男たちが下した“究極の決断”とはー? 2000年度全米図書賞ノンフィクション部門受賞作品、渾身の映画化! 太平洋沖4800kmー死の海域で捕鯨船の乗組員達を待ち構えていた運命を描きだす真実の物語。『アポロ13』『ビューティフル・マインド』で2度のアカデミー賞を受賞し、『ダ・ヴィンチ・コード』といったサスペ…

名著『白鯨』に隠され続けてきた衝撃の実話。 伝説の白鯨との死闘。生き延びる為に男たちが下した“究極の決断”とはー? 2000年度全米図書賞ノンフィクション部門受賞作品、渾身の映画化! 太平洋沖4800kmー死の海域で捕鯨船の乗組員達を待ち構えていた運命を描きだす真実の物語。『アポロ13』『ビューティフル・マインド』で2度のアカデミー賞を受賞し、『ダ・ヴィンチ・コード』といったサスペンス映画でも大ヒット作品を送り続けてきた監督ロン・ハワードが新たに描きだす巨大な鯨と人間との死闘、そしてその先に待ち受ける“究極の決断”とはー? 原作は不朽の名作『白鯨』に隠された真実を描いたノンフィクション。21人の乗組員を恐怖のどん底に突き落としたのは、体長30メートルにも及ぶ巨大な白い鯨だった。伝説の白鯨との死闘の末、船を失った男たちと彼らを率いたリーダー、小説では決して描かれることのなかった真実の姿とはー?

「白鯨との闘い」に投稿された感想・評価

クリス・ヘムズワースとトム・ホランドが共演していたと聞き鑑賞♪"白鯨との闘い"という邦題からはもう一つ白鯨の影が薄かったかなと‥映画館で見たら嵐の海や白鯨のシーン等もっと感動したんだろうなあ‥鯨から油をとっていた捕鯨文化や航海の様子が興味深かった。男達の名誉や驕り、欲、正義&生きて帰る為極限の漂流~命がけの海~大西洋太平洋の広大な海に畏怖の念‥
舞台は1819年のアメリカ。その時代は鯨油が重宝する時代でかなりの額で取引される為、男達は一攫千金の夢を抱きながら海に赴いていた。これは、そんな男達の一人、一級航海士であるチェイスが経験した話である。

話の内容はタイトルの通り。なんだけど、今作は人の欲望の大きさから命の大切さまで改めて考えさせられる内容になっている。
結局は命より大切な物はないよね。
てっきりパニック映画だと思ってワクワクしてたんだけどワクワクするような内容ではなかったし、欲望が人を盲目にさせるということが感じられた。
なんかスッキリしない。
不朽の名作『白鯨』に隠された真実。
あの小説は実話だった…?


っていいながら『白鯨』は未見なのでなんとも言えない。
邦題からは明らかにパニックモンスター映画っぽかったが、全然そんなことはなかった。
一応白鯨と闘うシーンはあるが勝てるわけないよね。笑

1891年、捕鯨船エセックス号が海に沈んだ。
原因は船と同じ大きさの白鯨によるものだ。
残されたたった三隻のボートで陸地を目指すが、乗組員たちは限界を迎えていた。


石油が存在しないこの当時、代替品として利用されていたのは鯨油。鯨の油だ。
捕鯨は今ではタブーなまでの扱いを受けているが、この当時は当たり前のことだった。

大自然の中は未だに解明されていないことばかりだ。
人類が誕生してからどれほどの時が経っていたとしても、まだまだ世の中は常識を越える出来事が存在している。
本作でいえば"白鯨"。
座礁した別の船の船長は、座礁した原因は巨大な白鯨によるものと語る。
皆があり得ないと笑い飛ばした。
だが巨大な白鯨は存在していた。


自然を壊す側である人間。
自分達の生活のために鯨を狩り、生きるための原動力とする。
生きるためにしなくてはいけない。
そして人間はこの世で一番の存在だと豪語している。
それは傲慢だ。
白鯨の目と傷だらけの身体を見れば、白鯨自身どれだけの人間から自らの仲間を守り、生きるための行動をとってきたのかがわかるはず。
人類が作り上げた文明の力。
そんなものは自然の力の前にはひれ伏すしかない。
白鯨を前に呆気なく破壊される巨大船。
そこには、人間はこの世で一番の存在だと豪語していた愚か者など存在しなくなっていた。


白鯨という存在をメインに置きながら、語られるのは人間という存在と自然の未知なる力。
船を破壊されたことで漂流する乗組員たちは、生と死の境をさ迷う。
何としてでも生き延びるために。
人間の根本的な生への執着と、自然の恐ろしさが観客にまで伝わってくる。

白鯨との闘いのシーンは、もちろん迫力があって緊張感もある。
船の出航からの前半も、自分があまり海が舞台の映画を観ないこともあって、結構のめり込んだね。
なんといっても自然の描き方が美しくてめちゃくちゃいい。
海が太陽によって煌めくシーンも、そこから一転して嵐に変わる海も、自然の力の強さと美しさをぶれずに描ききっていると思う。

『白鯨』の秘話的な話で、たぶんほとんど実話。ちょっと脚色はあるんだと思うけど。
でももう少し他の船員を掘り下げて欲しかったな。
自然の中での人間という存在というテーマにも触れているので、いかにも楽しいから狩りをしてるみたいな自分勝手なやつがいれば、メッセージ性は深くなったかも。
傲慢なやつは沖には出てないっていう描写もあったんだけどね。
あの船長も確かに舐めてた点はあると思うけど、人間関係っていう点においてなので、別に自然がどうとかっていうのを思っていなかったからなあ。
あのセリフも取って付けたようにも思えたし。

あとセリフの訳の都合か知らんけど、「彼らの姿を見ることはなかった」っていうセリフの後で、彼らが普通に姿を現してたんだけどどういうこと?笑
見間違えかな。笑


邦題のように白鯨と闘うような映画ではなく、自然の恐ろしさや力を描いている。
『白鯨』の製作秘話がメインでもあるので、物足りなさは残ったけど、サバイバル映画としては最後まで楽しめた作品。
原作知ってから観るのとはまた違うんかな。
Tpgooner

Tpgoonerの感想・評価

4.0
生命には神秘を内包されている。極限状態とその神秘があいまった時、人間の尊厳が見えてくる。
Aimy

Aimyの感想・評価

3.2
信念の強さとか生きるための手段とか打ち明ける勇気だとか、その人その人で違うんだろうけどどれも大切だということなわかった。
圧倒的な力を持つ存在として神よりも明らかにリアリティがある白鯨に直面して、人間の身の程についてどう考えさせられるのか、それでもなお神を信じられるか

序盤の港でのめちゃくちゃ現世利益でお気楽で平易な説教と、孤島でのチェイスとポラードのやりとりとの対比にそれをすごい感じた

神が信じられなくなったとして、例えば人の肉を食べた罪悪感はどこに向ければいいのか、ニッカーソンの長年の苦悩はここにあるんでは

彼の場合はメルヴィルの『白鯨』が受け皿になった

関係性としての罪
誰の、何に対する、何の…

メルヴィルの取材料をニッカーソンが受けとれず、結局夫人が「預かることにしとく」っていうのは映画の最後のひと笑い以上の意味がある気がする。処理できてない夫の罪悪を引き受けてたのはニッカーソン夫人だから
モビーディックものは何かと海の広さ深さ、そして過酷さを痛感する。
ムゲン

ムゲンの感想・評価

3.0
海って綺麗で魅力的だけどやっぱり怖いですね…。山もその辺の森や林もそうかもだけど、海は釣りやサーフィンに行った時に必ず1回は何かしら恐怖を感じます(^o^;)

生死の間で極限を感じた後ってやはり人生観変わりそうですね。より動物としてシンプルな考え方になりそうです。
迫力よし!
なにより1番好きな俳優さんだから、余裕で最高でした。
渋すぎ
ぺえ

ぺえの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

チェイスとジョージの関係もそうだし、鯨に船を破壊されて、2人がいつ死ぬんじゃねえかっていう緊張がずっと続いてドキドキが止まらない映画だった、、、
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