ポール・トーマス・アンダーソン監督の野心作!
トマス・ピンチョンの小説の映画化です。
公開当時劇場鑑賞してます!😆
南カリフォルニア、冴えない私立探偵のドック(ホアキン・フェニックス)の元に、元カノがある依頼をしてくるが、謎の組織が事件に絡んでおり、混迷を極めてしまう。
ホアキンのブラックな味わいがある、トンデモコメディですが、巨匠PTA監督に鬼才トマス・ピンチョンの小説を映画化するとのことだけあり、相当トガった作品でした。
黄金の牙と呼ばれる謎の組織に潜入していきます🥺
60年代が舞台ということもあり、ヒッピー文化や、フリーセックス文化などが全編に渡り、登場していきます。結構キワドイ描写も多く、女性の方とかビックリしちゃうかも。笑
トマス・ピンチョンの小説は何冊か読破しました。小説は面白いけど、本当に難解極まりないし、ハナシが繋がってない上に、情報過多過ぎて、読み慣れないと結構シンドイと思う💦 雰囲気だけで言えば、村上春樹をさらに難しくした感じです。
ホアキンは、冴えない風貌でボヤキながらも、なんだかんだで事件を解決していきます!
相棒?のジョシュ・ブローリン扮する刑事もいい味出していて、チョコバナナをエロくナメナメしたりとか、○○○○○をモリモリ食べ始めたり、唐突に日本語でパンケーキ注文したりと、かなりのトンデモ演技!🥳
共演陣も豪華で、リース・ウェザースプーン、ベニチオ・デル・トロ、オーウェン・ウィルソンなど!
物語は、結構難しいんだけど、劇伴で10ccのVitamin Cの楽曲が使われてたり、サブカル好きならたまらない作品に仕上がってます。
PTA監督なら、『リコリス・ピザ』の方が面白かったんだけど、今作も外せない作品!🍕