このレビューはネタバレを含みます
2011年のあの映像を知ってしまうと、ついつい津波の中で視界があるわけないしこんな泳げるわけないとか、
日本人だと揺れが治るまで動かずじっとして(映画の中の建物強度だとそのまま)倒壊に巻き込まれてしまうんだろうなぁとか、
色々重ね合わせて観てしまいました。
リアリティさを追求してるわけじゃないパニック災害映画なので、その辺は映画あるあるでスルーできますが、あれだけ大規模な災害が起きたのに、救助用のヘリをプロの救急隊員が私用で家族を優先して使うというのは驚きでした。
め組の大吾では「(救急隊員の)身内は最後だ!」と言っていたのに……。
そこはなんかいくらアメリカ的映画といえどもガッカリです。
そもそも夫婦も、まだ娘の安否がわからないのにイチャイチャしだすし
典型的なボス猿タイプのパパ、ドウェイン・ジョンソンと心臓マッサージが心底やりにくそうなアレクサンドラ・ダダリオのとんでもない爆乳のビジュアルを楽しむだけの映画です。