今まで観たような父子物語を法廷という真実を見極める舞台で、父子物語の真実も同時進行で辿っていく新感覚法廷サスペンス。
とは言っても、父子物語とサスペンスの比率は6.5:3.5と個人的には見た。決してサスペンス要素を疎かにしているわけではないが、それ以上にラストがいい父子物語の結末となっているので、このくらいかと。
ロバートダウニーJr.は良い感じにトニースターク感が出ているし、“自信満々のデキる奴”を好演。ロバートダウニーJr.はこういう役だなと改めて思わされた。
序盤は法廷サスペンスとしてはかなり地味だと感じたが、終わり良ければすべて良しという感じかなと、後味の良い作品でした。