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コードネーム U.N.C.L.E.のKUBOのレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
3.5
今日の試写会は「コードネームU.N.C.L.E.」。60年代に「スパイ大作戦」と人気を二分した「0011/ナポレオン・ソロ」のリメイクだ。

CMの方向性は迷走しているが、これは正統派スパイムービー。60年代の東西冷戦時代を舞台にCIAエージェントのナポレオン・ソロとKGBのイリヤ・クリヤキンが手を組んで、ナチの残党の企てを阻止せんと戦う。

監督がガイ・リッチーだけに「シャーロック・ホームズ」みたいにしてもらっては困るなーと心配していたが、これはよかった。60年代のいい感じにレトロな舞台をバックに、オシャレでユーモアもある粋なスパイ映画に仕上げてある。

主演はナポレオン・ソロに「マン・オブ・スティール」のヘンリー・カビル。イリヤには「ローン・レンジャー」のアーミー・ハマー。どちらも負けず劣らずのイケメン二人組みだが、往年のスパイムービーを愛する私としては、女ったらしでキザで紳士なヘンリー・カビルはジェームズ・ボンドにもぴったりな感じ。ただ日本での知名度は今ひとつなので、キャラが立ってない分、どうかな〜?

「ナポレオン・ソロ」好きとしては旧作を思わせる部分がなかったので残念でしたが(矢島正明と野沢那智の吹き替えで見たい!)、最近のスパイ映画はアクション過多で派手すぎると感じる方にはぜひオススメのスパイムービーです!
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