ミャクロッタ

コードネーム U.N.C.L.E.のミャクロッタのレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
3.4
基本オシャレで通ってる映画は好きでない。シュールやシニカルな雰囲気のモノまでオシャレみたいなおかしな空気もキライ。というかそういう映画自体に罪はないワケで、そういう映画観てワタシ(ボク)オシャレデショ?が気に入らないだけなんです。さて、この映画はどうでしょう。“オシャレ”ではなくて“洒落てる”がしっくりくる。何が違うの?と言われればそれまでだがとにかく洒落てるのである。演出としては、見せる/見せないが面白いし、時差演出もシビれた。ヘンリー・カヴィルが“超人”のギリシャ彫刻な時よりも数倍、いや数十倍も輝いてたし、アーミー・ハマーもクソみたいな『ローン・レンジャー』でただの顔だけの人という烙印を押したのを撤回するよ。二人ともロボロッタ株急上昇でっせ。ヒロイン、アリシア・ヴィキャンデルちゃんは衣装含めて凄く可愛い。ボートアクションはおおいに笑ったし、クライマックスのカーチェイスはカメラワーク含めてそれまでに我慢してたモノが爆発というか、もうカッコ良すぎです!決して、そこに至るまでアクションすっ飛ばしやがってコノヤロー。みたいな負の感情じゃないんですけどねぇ。演出の妙というか…はい。洒落おも映画で楽しかったです。
2015.12.15.
映画館 MOVIX堺

再鑑賞追記)
あれ?なんかハマれなかったな。こないだ観た『エイリアン:コヴェナント』もそうだったけど劇場で楽しんだ作品がお家でイマイチな感じがある。わし集中してないのかな?テレビで観るにはウェットな笑いも派手すぎないアクションも裏目に出たな。再鑑賞はもっと後でいいな。1回目の鑑賞を大事にするべき。とはいえ、4年経ってのか、、、。ジジイになると時が経つの早えな。
2019.9.20.
WOWOW