鹿江光

コードネーム U.N.C.L.E.の鹿江光のレビュー・感想・評価

コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)
3.2
≪65点≫:俺たちの戦いはこれからだ!
ジャンプの打ち切りみたいな終わり方だったなぁ。ド派手なドンパチアクションでもなければ、笑いに徹底したコメディアクションでもない。古き良き「憧れのスパイ」を、ファンタジーになる一歩手前で描いているのが本作だ。だからキャラクターや時代背景の作り込みが凄い。リアリティーの追及に余念がない。
60年代に大ヒットしたTVドラマのリメイクというのは、観た後で知った。
なんと言っても、相性の悪い主役2人の掛け合いがコミカルで面白い。小さな笑いもカッコ良く演出してしまうのだがら、スパイ映画恐るべしである。もはやなんでもカッコ良く見えてしまう。あら不思議。映像の見せ方もガイ・リッチーならではのスタイリッシュさ。
アクション要素も肉弾戦重視ではなく、カーチェイスや逃亡劇など、疾走感あふれるのが特徴的だ。
個人的にはヘンリー・カヴィルにメロメロだったのだが、それ以上にアリシア・ヴィキャンデルの美貌にメロメロになってしまった。素晴らしい御御足をお持ちのようで。
鹿江光

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