キングスマン好きな人は好きそうなガイリッチー監督作品。
アメリカの手癖の悪いチョイ悪皮肉屋スパイのソロと
ソ連の剛健実直なムキムキ短気スパイクリヤキンが手を組んじゃうお話。
凸凹バディものという風合いがあるけれど、ソロの方が目立ってしまっているような気がする。
冒頭は、アメリカとソ連ということで敵同士。
バディを組む前に二人は闘いを繰り広げます。
初めは、ソロくんが無双するだけの映画だと思っているので、
やられ役だと思い込んでる、クリヤキンがハイパー反射心敬で弾を避け、
スーパーカーチェイスを転回!
からの、素手で車を止めようとする怪力っぷりを見せつける!
「えっ、モブキャラでこれ?!」といきなり、はしごを外されました。
カーチェイスでのスタイリッシュなアクションに目をうばわれつつも、
キメるときには、静かにきっちりとキメる。光の使い方が綺麗でワクドキした後に訪れる静寂の緊張。
冒頭から楽しく見られました。
てんやわんやで、
バディを組むことになり、ヒロインを含めて物語は進行していきます。
皮肉めいた会話とスタイリッシュなアクションもろもろが非常に楽しい。
地味に時代背景も細かくて、
盗聴機やニッパーによってソ連のほうが技術が進んでいたことが分かります。
ホテルで一泊した後、互いの部屋の盗聴機を数えあうシーンすこ