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リトルプリンス 星の王子さまと私のkikのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

とてもすてきなお話。

星の王子様の話は
そんな本があるということを
子供の頃母に聞いたのが最初で
自分でちゃんと読んだことなかった。
バオバブやヘビに食べられるという
ところどころは母に聞いた話にもあったけど、子供ながらに少し不気味なお話?というようなイメージをもってた。

だけど映画の中では
王子がヘビに食べられるのは
愛する薔薇のもとに帰るためで
死をとても優しいものに表現しているように感じた。

子供の頃楽しかった夏休みの思い出や大好きだった人との思い出は
全部を全てのシーンを記憶して大人になっても思い出すというのは、どんな人間でも不可能なこと。忘れたくないと思っていても思い出せなくなっていく。
もしかしたら忘れる事も大人になるためには必要なのかもしれないとも思った。子供の頃の思い出にいつまでも浸っていては大人にはなれないから頭が勝手に忘れるようにできてるのかなって。

だけど忘れたくないと思う気持ちが大切なんだと思った。写真や映像で残せる技術が発展していったのは、誰もが忘れたくないと思う気持ちを持っているからなのかなってそんな事まで考えたりした^^;

とにかく。
これから起こるすてきなシーンをどれぐらい、いつまで、覚えていられるかはわからないけど、忘れたくないと思う気持ちは大切にしたいと思った。
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