これはね。流し見しちゃいけない映画の一つ。
コーヒ入れて、休日の昼に、スマホは置いて鑑賞しなきゃいけない映画。
さらっと見るとなーーーんにも残らない映画。
ただディティールを見ると「ああ、この監督は映画を撮るのが好きなんだな」ということに気づかされる。ひたすら映画愛を感じる。
似ているジャンルとしては海外ドラマ「GIRLS」があるけど、あっちの方がもっとゲスで生々しいかも。
こっちはちょっとオブラートに包んだ感じ。
でもNYで貧乏でさえない大人が主人公という点では、やっぱり自分の好きな物語のツボを得ている。笑(僕はGIRLSの大ファンw)
一般向けというよりは、少し映画好きでマニアな観客が褒めるタイプかもしれない。
程よいインテリ感と庶民感のバランスが心地よい。
見終わったあと「あれ?結局どんな結末だっけ?」と忘れてしまうけど、きっとまた暇な時にぼーっと見たくなる映画であることは間違いない。