せい

フランシス・ハのせいのレビュー・感想・評価

フランシス・ハ(2012年製作の映画)
3.4
「レディバード」の監督の作品?と聞いて鑑賞。モノクロ映画なのも惹かれたポイント。
やっぱ私にこういう女は合わないな〜〜。
単純に相性が悪いというか、見ていられなくなるというか。「勝手にふるえてろ」は好きなので “痛い女”の種類が違うから見れたんだろうな。
同じ学校?の女の子の家に行って自分の恋愛観語り出すやつ痛すぎて「もうやめてくれ〜〜!!」ってなった。周りの反応も見てるだけで痛いくらいわかるからヒヤヒヤしながら見た。心臓に悪い…。
なので精神的には大変よろしくなかったけど、雰囲気とかは好きなので面白かったと思う。
特にルームシェアしてる友達との関係、恋愛感情として好きなわけじゃないけどその子のことが大切で、家を出て行こうとしたり彼氏ができたりすると寂しくて執着心丸出しになっちゃうのとか凄く覚えがある。私の方が先に出会ったのに、とか私の方が彼女のこと知ってるのに、とか思ったり、その子といるのが楽しすぎて離れるのが辛くなってしまったり。結構そこに共感できた人は多いんじゃないだろうか、と思う。
「レディバード」の監督の作品と聞いていたので、私もうこの人と相性悪いわ、と思ったけど監督が同じなんじゃなくてこの作品の主人公やってる人が「レディバード」の監督なのね。
途中パリに行くことを決めた主人公と、仲の良かった男友達、その人の彼女とばったり遭遇するシーン。
「明日からパリに行くの」
「お金あるの?」
「クレジットカードで」
「借金地獄になるわよ」
のくだりが心に刺さりすぎた…。カード利用は控えめにね…。
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