上海十月

アントワーヌとコレット/二十歳の恋の上海十月のレビュー・感想・評価

3.5
「20歳の恋」は、短編集。トリフォーとしては、2作目。アントワーヌ・シリーズを決意した作品であるとのこと。東京編もあって監督は、元東京都知事。ナレーションが効果的に使われていてヌーベルバーグってこういうのがありだなと感じる。今やると古臭くもあり、コピーな感じで意味がない。思春期の男の妄想を破壊する女の現実主義がトリフォーのトラウマになって女性遍歴が始まるかと思える。トリフォーの感性がみずみずしい。
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