再生のための戦い
総合格闘技MMAを軸に置いた人間ドラマ
ニックノルティ、トムハーディ、ジョエルエドーガートンが素晴らしい、素晴らしいだけに…
評価が非常に高いので相性が悪いだけなのかもしれないけれど…話が進むにつれて気持ちが冷めていった
親子三人とそれを取り巻く人々のエピソードじたいは悪くないのにどうにも掘り下げが足りず…と思えるのはきっと軸となるのがボクシングながら「あゝ、荒野」を見てしまったからに他ならず…図らずもハリウッド映画のハリウッド映画たる部分をあぶり出してしまった感じ
ケージマッチのシーン、編集でそれっぽく見えるものの、賞金500万ドルの試合としては選手のテクニック(特にグラウンドでの密着度の足りなさ、下半身の使い方とか酷すぎた)があまりにも稚拙だし擬闘丸出しののけぞりとかむしろプロレス的だし、セコンドのアオリと画面がまったく噛み合ってないし
クライマックスであるべきシーンで作品を台無しにしてしまっている印象(ご都合主義の筋書きはさておき)
ここより手前でのめりこんでしまえば、めくらましっぽい編集の妙で気にならなかったかもしれないけれど、ホントいただけなかった
責任者呼び出してKINGレイナあたりにボコって欲しい
なんだかんだいって邦画のよさってあると再認識
つーわけで今夜は炊き込みご飯作ることにした
鶏、ゴボウ、油揚げ、人参、こんにゃく…具沢山の今は亡きおばあちゃんバージョン
具の大きさがどうにも悩ましく、下ごしらえしながらキッチンバサミで調整するも炊飯器にかける直前に醤油が足りないことに気がついた…ぐぬぬ
だし醤油で起死回生なるか…炊き上がりまで28分…
これだって立派な戦い、なんてなー