1805年 フランス海軍のアケロン号拿捕を目的とするイギリス艦隊。描かれているのは、その船上での出来事が大部分を占めている。
ストーリーよりも、当時の海洋技術(もちろん手動)や乗務員の階層、任務内容など知らないことばかりで興味深い。
・子供に見える若い軍人?が多く驚いた。彼らは志が高く知識も豊富で品格も備わっており、良家の出身であることが伺えた。
・詳細に描かれた海洋地図があり、暗礁や浅瀬といった記述もあった。
・あの時代に、ガラパゴス諸島がどういった所かを乗組員の多くがわかっていたことに驚き。
嵐の中、波にもまれる船のシーンなど、海のダイナミックな映像が印象的。