マスター・アンド・コマンダーの作品情報・感想・評価

「マスター・アンド・コマンダー」に投稿された感想・評価

MrMasa

MrMasaの感想・評価

3.5
娯楽としてはまあまだと思った。日本のチャンバラみたいなものかな。
jucson

jucsonの感想・評価

3.4
1805年のイギリス海軍と、ナポレオン率いるフランス海軍の南太平洋での戦闘の話。

ラッセルクロウ演じる艦長がとてもカッコよくて、惚れ惚れとしてしまう!
そして帆船の美しさ、海の綺麗さや怖さなどが盛り込まれてて見応え十分。

ただ、やや長くてだれてしまう。。
とり

とりの感想・評価

4.0
「任務が最優先」OCEANS ARE NOW BATTLEFIELDSーーーーこの扇情的な文句が踊る冒頭からラッセル・クロウ迫真と威厳の演技も相俟って大迫力。役者から名演技を引き出すことで名高い名匠ピーター・ウィアー監督作品の中では少し毛色の異なる本作だけど、それが間違いじゃないと知るのにそう時間はかからない。ラッキージャックとして少年たちを引っ張る艦長ラッセル・クロウの演技はオスカーを受賞した『グラディエーター』に負けずとも劣らぬレベルで、海軍のことには詳しくない船医ポール・ベタニーも良い(顎まで伸びたもみ上げが特徴的)。時に乗組員一人一人にスポットを当てる余裕もあり、全編を通して船乗りたちへの尊敬・畏敬の念に満ちているよう。エゴ・プライドと他者への思いやり、夢と野望・強迫観念。映画的派手さはないけど厳かさはある(もしハマらなくてもきっとスルメ?)。海洋冒険モノの良作である本作にはリアルだからこそ『パイレーツ・オブ・カリビアン』のようなライトなキャッチーさはないけど代わりに無視できないリアルな時代背景(言い伝え、慣習、地域性)と水上の人間関係という重厚なドラマがある。信仰心を疑うことなく祖国のために尽力する姿が胸を打つ。気弱そうなホロム大変だし、生き物へのピュアな気持ちが溢れる先生が突然撃たれる下りが衝撃的。自分で手術は駄目だって、凄すぎ戦う博物学者。虫もたくさん出てくるよ。ラッセル・クロウが体現し、年上のオジサンたちを指揮する少年士官たちが考える機会となる、善きリーダーとは?今まで自由な精神を命懸けで守ってきた男たちの生き様がここにある(世界史を学んだことのある人なら分かるはず?インドをアヘン窟だらけにして戦争吹っ掛けたりしながら、調子の良い所でヒロイズムを発信する英国の欺瞞)。終盤は大迫力に固唾を飲む。そして野郎共の友情と、時にぶつかり合いながらも信頼関係とも言える繋がり。クラシックな音楽がそれらを支える。

HOLD FAST「サプライズ号は老いぼれではない。今が盛りだ」
「妻と愛人に、鉢合わせは勘弁だ」
「プリングズ、これぞ操船術の神髄だよ」
「私のためか」「いいや、散歩して足を伸ばしたくてね」
「今後は自然にも興味を持とう。捕食者を罠にかけよう」「捕食者は君だ」
「奇襲(サプライズ)に勝機あり」
「彼らの亡骸を海に委ねん」
「君が見たい鳥は飛べないんだったな、逃げないよ」
TOMATOMETER84 AUDIENCE80
Russell Crowe's rough charm is put to good use in this masterful adaptation of Patrick O'Brian's novel.
過酷な船内環境で自分なら3日持つかどうか?想像してしまいました。
海戦バトルも迫力がありました。
【英国人らしいユーモアとズルさ】
私掠海賊ってそもそもイギリスが始めたことなのに、本作ではしれっとフランス私掠船を悪役にして「単騎果敢に立ち向かうイギリス海軍!」みたいに物語を紡ぐところが、もう最高でした。
音楽が重要な意味を持っていますが、劇中曲も全部、ボッケリーニ(伊)だったりバッハ(独)だったり、敵国の作曲家の作品ばっか。
いいねぇ~、このトボけたズルさ、とってもイギリスっぽい(笑)。
   
随所に挟まれるネルソン提督ネタも素敵。
オーブリー艦長が、
士官候補生の少年にネルソンの伝記をプレゼントするシーンは胸が熱くなるし、
ネルソンの名言を丸パクりして「奇襲に勝機あり」と演説し、クルーたちがゲラゲラ笑うところも楽しい。
   
そしてエピローグの自虐性。
四角四面に生きていない英国人の矜持を嗜む快作!
やし

やしの感想・評価

3.8
これスゴい作品だと思うんだけど、認知度低くない?フィルマのマーク数も少ないし。
もったいない!


時は1805年、ヨーロッパ征服を狙う仏国ナポレオン軍が猛威をふるうなか、オーブリー艦長率いる英国海軍サプライズ号は自艦より2倍速く、2倍砲台を搭載する仏国アケロン号の太平洋進出を阻止すべく追跡する…というストーリー。


同じく海洋ものとして、
『パイレーツ・オブ・カリビアン』のような、女性が「キャーキャー」黄色い声をあげるエンタメ映画の類ではないけど、男性が「そこにシビれる!あこがれるゥ!」となるエンタメ映画が本作だ。


なにせ登場人物は男ばっかり!
恋愛要素も当然皆無!
ただ、この男たちが少年から老人に至るまで人間臭く男臭く素晴らしい。

特に、
"任務と規則"が全て、だけど船と部下を愛し、部下からも絶対の尊敬を集める艦長オーブリー(ラッセル・クロウ)と、
その部下であり、親友である軍医スティーブン(ポール・ベタニー)がアツい。


最初は登場人物が多すぎて(一艦に200名弱のクルー!!)、何が起きているか分からなかったけど、上記2名を始め、キャラがそれぞれ立っているうえに演出が巧みなため、すぐに見にくさは消え、艦の上で繰り広げられるアツアツなドラマを堪能できた。


出てくるのは男ばかりだけど、『パイレーツ・オブ・カリビアン』では味わえない海の上の男たちのアツいドラマを観るならコレ!
Qota

Qotaの感想・評価

3.3
I never realized that the study of nature could advance the science of naval warfare.
溢れんばかりの大作感。
迫力のある海戦や、不味そうな飯や酒をつまみながら仲良く舟歌を歌ってるところとかすごく好きだけれど、終わってみるとそこまで盛り上がらなかったなという印象でした。

ただ見ていて息がつまりそうなるぐらいむっさい男衆でパンパンになった老いぼれ船での生活はなんだかリアルに感じましたし、それなりに楽しそうに思えるのが不思議。ジャック船長についても、こんな士気の高め方が上手い上司になりたいと心から思いました。

そして美少年はいるものの、女性は一切出てこないというね。そういうところに映画自体の漢らしさも伺えますね。

とまあ夢の国版のジャック船長のお話ほどエンタメ色は強くないですが、ついていくなら断然こちらのジャック船長でしょう。ラッキージャックに乾杯!!

このレビューはネタバレを含みます





1805年。ジャック艦長率いるサプライズ号は任務航海中。当直のホロムは霧の中にわずかな船影を認め、半信半疑で上申。フランス海軍アケロン号の奇襲だった。

窮地を凌ぐが修理のため停泊を余儀なくされる。アケロン号の分析結果、全てにおいて向こうが上。乗員に不安がよぎる中、艦長は夕餉で陽気に振る舞う。

アケロン号の待ち伏せを逆手に取り、夜闇に乗じて背後を取るが、嵐の中でマストが折れてしまう。マストを切り離し、ウォルターなる船員が犠牲に。それでもジャックは任務のためアケロン号を追う。

補給のためガラパゴスに立ち寄ろうとする。未知の生態系にジャックの親友の船医スティーヴンは興奮するが、アケロン号の存在を察知し上陸は取りやめ。不満がたまる船員たちの間で、いつしか次期艦長と目されたホロムへの風当たりが強まる。ジャックの叱責を受け立ち直ろうとしたホロムだが、結局は自殺してしまう。

さらにスティーヴンが誤射で弾丸を受けてしまう。ジャックは上陸を強行し、スティーヴンの治療を試みる。歩けるようになったスティーヴンは島を散策し、その途中アケロン号を発見する。

ジャックは捕鯨船のふりをして急襲する作戦に出る。奏功し敵船を制圧するが、船長はすでに治療室で死んでいた。船医はジャックに剣を託す。

犠牲の中、アケロン号打倒をやりとげた一行は、副艦長にアケロン号を託しガラパゴスへ向かう。晴れ晴れとした気持ちで、ジャックとスティーヴンはセッションをするが、その途中、スティーヴンからアケロン号の船医がとっくに死んでいたことを聞かされ、咄嗟に方向を反転する。任務第一かとがっかりするスティーヴンに、お前のみたい鳥が飛ばないのであれば逃げやしないさ、とジャックは言うのだった。
Abu

Abuの感想・評価

3.0
子供まで巻き込んで沢山殺して沢山殺された!
世界を引っ掻き回した両国の歴史の一葉。
最後は東映の時代劇みたいにチャンバラでした😀

しかし金はかかっているから迫力あるねー
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