浅野公喜

結界の男の浅野公喜のレビュー・感想・評価

結界の男(2013年製作の映画)
3.5
ツタヤで手に取って面白そうだなと思い借りたら当たりでした!
130分近くあるので途中飽きるかなと想像していたのですが、一人一人のキャラは個性的でコメディが軸ですがそこにアクションやドラマも盛り込まれていました。

化粧を落とす為に車の窓をワイパーで洗う時の洗剤を使うアイデアには脱帽しましたし、女性の幽霊が主人公に憑依して同性愛チックなシーンが有って笑えるのですが、この「憑依」が感動のエンディングにも生かされています。また、幽霊は主人公以外見えなかったりするのですが、それ故に起こる一人芝居も見事でした。途中「おくりびと」のような仕事まで引き受けています。

子供がブルース・リーや「キルビル」のユマ・サーマンみたいな服を着ているのですがちゃんと子供部屋にそれらのポスターが貼ってありました(笑)。
浅野公喜

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