OSHO

リトル・フォレスト 夏・秋のOSHOのレビュー・感想・評価

3.1
東北の田舎に1人で住んで、自給自足に近い生活をする女性の1年間の物語。
本来は『夏』『秋』『冬』『春』の4部作だけど、劇場公開時は『夏・秋』と『冬・春』の2作として上映された。

田舎での自給自足な生活、つまり、スローライフのガイド的な映画だし、
自然な食材を使った料理のつくり方の映画でもある。いわゆる飯テロ映画。
これといったストーリーは無い。

回想シーンなど、出演者はたくさんいるけど、8割は橋本愛さん一人しか出演していない。
橋本愛さんは、モデル体型だけど、自然の中で生きる人の力強さも感じた。つまり、良い演技なんだけど、自然すぎて演技しているようにも見えない。

ただ、自然の魅力をアピールすべき映画なのに、CGを多く使ったりしていて演出はあざとさも感じて、個人的にはちょっと不快だった。
それに映画の説明が全部、主人公のナレーション…って、監督や脚本家の実力不足なだけかも…

私は魚をさばいたり、野菜を育てたりなんてやったことないし、大自然のなかで生きるつもりもまったくないけど、この映画を観ると自然の中の生活もちょっとは羨ましくなる。

とにかく橋本愛さんのナチュラルな演技があるから成立する映画。
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