あでゆ

リトル・フォレスト 夏・秋のあでゆのレビュー・感想・評価

2.4
都会で生活してみたもののなじめなかったいち子は、故郷である東北の小さな集落・小森に戻ってくる。近所にはスーパーもコンビニもないため、自ら作物を育て、野山で採ってきた季節の食材で日々の食事を作り、自給自足の生活を送っていた。不便ではあるが季節の移ろいを感じ、自然の恵みを食べながら、いち子は生きる活力を蓄えていく。

基本飯作ってるだけ。観ていると腹は減るし、料理してみようかなとうい気にはなる。そして季節感も美しい。
特に文句という文句もないんだが、個人的にはまあ観なくてもいいなという作品。ただしこういう映画が好きな人が一定層いることには理解がある。『夏』のメッセージはやや説教臭過ぎる気もしたが……。

橋本愛があまり好きじゃないというのもあるかもしれない。『桐島』のときはハマってはいたけど、あまりうまくないし田舎風景には合わないお顔立ち。そして声に抑揚が薄いのでモノローグに違和感を感じた。それらや美しすぎる自然、そして画面分割をはじめとする人工的なカメラワークによって異様なまでに現実感がない。

FLOWER FLOWERのテーマソングは最高!!
あでゆ

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