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リトル・フォレスト 夏・秋のsheのレビュー・感想・評価

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「言葉はあてにならないけれど、私の体が感じたことなら信じられる。」
田舎の暮らし。
手間ひまかけて作られた食べ物。
自然や季節と共に生きてる。
生きるってこういうことか。
田舎は自然も人もきっとこんなに美しくて綺麗なだけではない。
暮らしていくのはものすごく大変。
小森ほど田舎じゃないけど私も田舎に住んでいた。
高校を卒業して逃げるように田舎を出た。
ここ(田舎)には何もないって思ってた。
でも、見えていなかっただけだったんだな。
両親は今も田舎で暮らしている。
父は料理が好きで色々な物に挑戦し何でも自分で作っている。
数年前に父の手書きのレシピノートを見つけた。
きっとどれも美味しいのだろうけど私には再現することはできない(父はまだ生きている)。
なぜなら父はものすごく字が汚い。
あのレシピノートは誰にも解読できないのだ。
さらに、私は母に似て料理が苦手だ。

生き方と料理の教科書として何度も見返したい。
緑が見えて日の光がよく入るキッチンがすごくいいなー。
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