ほおづき

リトル・フォレスト 冬・春のほおづきのレビュー・感想・評価

4.5
都会暮らしに疲れた主人公が故郷に戻り、自給自足しながら古民家で一人暮らしする様をナレーション交えて描くTHEスローライフな作品。
ストーリーみたいなのはほとんど無くて、主役の橋本愛さんがひたすら畑で採れた野菜とかを調理していく。季節ごとに1時間の物語で、だいたい5分~10分ごとに1つの食材をテーマにしたエピソードがあり、これはそのうちの「冬」と「春」。

「夏」ではじまり「春」で終わるセンスよ・・・

■冬
 クリスマスケーキ
 納豆餅
 凍み大根・干し柿
 味噌おにぎり・焼き芋
 小豆・おやき・まんじゅう
 チャパティ 
 ワラビ

■春
 山菜
 ふきのとう
 つくし
 ノビル、塩マスのパスタ
 春キャベツ
 ポム・ド・テール(じゃがいもパン)
 タマネギ
 がんづき(蒸しパン)


あ~これこそが本当の丁寧な暮らし・・・
あこがれる・・・
けど、ぜったいにできない・・・大変すぎて。
この生活するくらいなら、めんどくさい人とあーだこーだ戦ったり、めんどくさい書類書いたり、通勤電車に揺られたり、会社いきたくなーいってもやもやする人間関係の中さらされながら、モニタとにらめっこしてマウスぐりぐりとキーボードぱちぱちの生活のほうがぜんぜん楽だ・・・かなしい。。。


原作の漫画描いたの『海獣の子供』の作者さんだった。
なるほど大自然。
実際の経験を基にしてるらしい。

そんなことよりまてまて
松岡茉優さんこの時まだ20歳なんだが・・・


もう春野菜が無くなる季節だなぁ・・・かなしい。