Campbell

リトル・フォレスト 冬・春のCampbellのレビュー・感想・評価

4.0
とにかく映像がきれい。

生きるとこは食べることだと改めて思い知らされた。
スーパーやコンビニに行けば調味料も野菜も肉も季節に関係なくすべて手に入る。
材料調達にも不便なく、ご飯なんて作らなくてもお弁当だってある。
それが当たり前だと思っていたけど、ほんとはそうじゃない。
野菜も肉も調味料も、すべて自分でまかなうとなった場合、それが生活のすべてになるんだと思った。
栗を食べるシーンでは、朝から栗を拾い皮を剥いて食べれるようになるのは夜。
毎日が食料や生活の準備で1日が終わる。

現代は便利になって空いた時間で働いて社会を回している。

ほんとうは生きていくことはすごくすごく大変なことを思い知らされた。
便利が当たり前となっている現代人はみんな見るべき映画だと思った。
授業の題材としてもとてもいい映画だと思う。
Campbell

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