「人間は螺旋そのものかもしれない。
同じところでぐるぐる回りながら、それでも何かあるたびに、上にも下にも伸びて行くし、横にだって。
わたしが描く円も、次第に大きく膨らんで、そうやって少しずつ螺旋は大きくなっている。
そう考えたらね、わたし、もう少し頑張れるって思った。」
夏秋の続編、2作通して大好きで大切な作品になりました。
そうだリトルフォレスト観よう！ってなったとき、どっちが前作？冬春かな？って思ってたけど、違った。春から始まる先入観だったけど、そうか、春で終わることに意味があってこんなに素敵なんだ、って感じました。
同じことでつまずいて、程々自分に嫌気が差しても、同じ場所にずっと留まっているわけじゃない、少なからず螺旋を描いて上や下へ延びているんだなぁ、わたしも。って、気を楽にさせてくれる作品でした。
わたしも、もう少し頑張ろう。
