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アマデウスのyukaのレビュー・感想・評価

アマデウス(1984年製作の映画)
3.8
めちゃくちゃずっと観たかったのに全然配信とかされないし近くにレンタル屋さんとかないしと思ってたら最寄りの本屋さんでレンタル落ちのDVDを見かけて買ってきて観た。

アマデウスがモーツァルトのミドルネームとは知らず、でもいい映画ということだけ知ってて観たんだけど。

とりあえずなんか天才がゆえに甘やかされたのと、天才がゆえに謙虚さがないのと、天才がゆえに妬みを買ってしまうのとでとりあえず観てて笑ってしまう反面とてもしんどくなった。

最初は爆笑していた彼の笑い声もどんどん悲しく響いてきて役者さんの演技力によるものなのかストーリーに自分が巻き込まれているのかわからなくなってでもとりあえずめちゃくちゃ悲しくてよく分からない気持ちにさせられた。

最後の奥さん、気持ちはとてもわかるし「必要としている」と言われたら私もっと頑張れるの発言も痛いほどわかるけど目の前の旦那のその姿を見ながらそれを言うのはわからん…となった。目の前にやばい病気みたいな愛する人がいるのに先のことを考えられるのがすごすぎる。自分なら今その人をどうしたら良いのかって思考になってしまう。結局追い詰められたら人間自分が1番大事ってことなんだろうか。

とりあえずいい映画だった。
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