まいこう

ヴィオレッタのまいこうのレビュー・感想・評価

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)
3.5
ヴィオレッタ役のアナマリアちゃん当時10歳がめちゃカワイイ…かわいいだけでなく、気が狂いそうになる演技やキレ演技もよかった。
最初から最後まで何着てもどんな髪型でも似合ってた。お母さん役のイザベル・ユペールも美しいです。退廃的な雰囲気でのセット撮影キレイだな〜とぼんやり見てました。

観終わった後に監督の実体験ベースと知った、それはまた話変わってくるよな〜
母娘が美形すぎっていう感想多々あったけど逆に超絶美形じゃないとリアル感が出てファンタジーとして見れなくて辛いかもと思う。雑ですが、こういう内容で全体の印象を和らげるにはとにかく美人な方がよいのだなと思いました。

映画としては抑揚がなく淡白ではあったかな…
過剰に演出するとかではなく、ゆっくりだけどハイハイハイ〜って感じでどんどん出来事を見せられる感じで、特に構成盛ったり削ったりは感じなかったです。
あからさまに音楽で強調してきたな〜とかはつい何回も思ってしまいましたが…

話の方は終始ヴィオレッタの苦悩や葛藤の具合がめっちゃ出ててウッとなります。お母さんがヴィオレッタ愛してるのよ〜ってのを盾に大真面目にやりたい放題なのがキツい。矯正不可能なやばい親感はよく表現されてたなと思いました。
ヴィオレッタの普段着に毎回ハラハラして上着でくるみたくなった…あと全然エロな感じの映画じゃないけど、おじさん描写が全般的に気持ち悪いです。おじさんも変にヴィオレッタに困惑せんでくれ!と強く思わされた。

とにかくアナマリアちゃんかわいかった、それが一番の見どころだと思いました。
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