マナ

ヴィオレッタのマナのレビュー・感想・評価

ヴィオレッタ(2011年製作の映画)
4.0
エヴァ・イオネスコ監督の実体験を自ら映画化された作品です。

母である写真家のアンナ(イリナ・イオネスコ)の被写体を幼い頃からしていたヴィオレッタ(エヴァ)。
母親からヌードモデルを要求され、最初は嫌悪するヴィオレッタ。
モデルを始めたヴィオレッタは、気がつけば仕草も大人び、露出が激しい子供らしさが全くない服装になっていく。

幼さが感じられない子供を見るのってこんなにも苦痛なんだなと思いました。内容としてはかなりショッキングなシーンもあったりします。

エヴァ・イオネスコを検索したら当時の写真が出てきました。ヴィオレッタは役なので美しいなって感じで容姿を楽しんで見れたんですけど、エヴァの写真はどれも演技ではなく本当の物ばかりなので妖艶さの中に恐怖も感じました。子供に見えないし、映画で描かれていた葛藤を思い出し、なんとも言えない気持ちになった。
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