このレビューはネタバレを含みます
思ったより戦闘シーン多めで噴火シーンに迫力があってハラハラした。Kit Haringtonは好きだし、設定も惹かれるけど何となく、入り込めなかった。ので勝手に、冒頭に発掘現場で見つけた2人の姿から発掘者が思いを馳せる...というシーンを脳内でつけ足してみてた。
全体的に迫力があって、自然災害の前では皆平等なんだな(泣)とか、自然への畏怖(=神格化)、無力感も感じたけど、映画的にはラストが一番印象に残っている。
身分違い故の最初で最後のキス。そして迫り来る死と恐怖。だけど同時に"永遠"を感じる。絶望的な死を前に、ふたりにとって(映画の中で)最も幸せな一瞬であり、そこで時間は永遠に止まるからだ。
ポンペイに行ってみたくなった。