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リスボンに誘われてのrinaのレビュー・感想・評価

リスボンに誘われて(2012年製作の映画)
4.2
こういう映画大好きです。一冊の本との出会いから1人の男の人生が色づき始める。そして他者によって、止まっていた彼らの時間が動き始める。張り巡らされたたくさんの伏線を回収するために最後まで目が離せない。終わり方も好き。そして美しい言葉と景色。ポルトガルが独裁政権下にあった当時と現在との、同じ景色なのに違う感じが印象的だった。私は私の人生を存分に生きているだろうか?追いつけない過去の人々への同情と尊敬と若干の嫉妬の念が湧き上がったそんな作品。
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