yasukotta

紙の月のyasukottaのレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
3.5
音楽の使い方がとても印象に残った。

社会の規範に縛られる窮屈さとか日常的に感じる周りの人との関係の違和感とか、そういう小さな歪みが積み重なっていった時、何かをきっかけに大きく道を踏み外してしまう怖さを感じる。

お金と恋愛。偽物と本物。正義と偽善。束縛からの解放。刹那と永遠。大人になってしまうということ。色々なテーマが込められている、良作だと思う。
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