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紙の月の555のレビュー・感想・評価

紙の月(2014年製作の映画)
2.0
お金持ちって本当に憧れる。
けど、前に聞いた話が印象深くて、
「今よりお金が欲しいと思うでしょう。100万もらえればな、1千万あったらな、宝くじが当たれば。お金に不自由しない素晴らしい自由が手に入るのにと。でも10億を手に入れた人はこう思った。『あと10億欲しい』と。」
なにを言いたいかというと。
お金は持てど持てど、幸せでない限りキリはないということ。金銭感覚というのはとても不安定なものでしかなくて、狂えばおしまい。

平凡な主婦が、銀行員として多額のお金を動かせる中で金銭感覚を失い、自滅。
若い愛人に夢中になりお金で人生めちゃくちゃになって、でも結局自分の存在をわかってくれる人はいない。
寂しさをお金で埋めても、どんどん溝が深くなるばかりなのね。
肝に銘じます。
お金、ハイリスクハイリターン!
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