東京国際映画祭で鑑賞。
「桐島、部活やめるってよ」ではイマイチ乗り切れなかった吉田大八監督最新作。
今作はたぶん、賛否両論真っ二つの問題作でしょう。
個人的には本作の方が好きですね。
アオリやポスターから、ガリガリのサスペンスかと思いきや、久しぶりのくっそ重い系で疲れたわ。
主役のキャラクターを受け入れられるかがポイントになるかと。
吉田監督は語り口が独特なので、気がついたら妙な緊張感が支配してる。
役者の力量はもちろんなのだが、それを膨らましていく間だったり演出がパワフル。
エンターテイメントなんだが、ガツンと問題提起かますとかも監督らしいかな。
20年前の時代設定なのも、何だか意味深だ。